カザフスタンの王子様が来た! ディマシュ Daididau

Daididau を初めて聞いたのは、中国での「歌手2017」でディマシュが歌った時のもの。

ディマシュを知った2019年に聞きました。

この時、初めてドンブラも聞きました。

ドンブラを演奏するディマシュも初めて見ました。

どこか日本の津軽三味線に似ている音色だと思いました。

この時のディマシュはカザフスタンの衣装を着ていて、本当にカザフスタンの王子様といった風情でした。

この回は、故郷の歌を歌うというテーマだったようです。

バックでドンブラやコンスを演奏しているのは、ディマシュの大学の同期生だそう。

この回を見て、カザフスタンでは国をあげてディマシュを応援しているのだとわかりました。

ディマシュのために、このドンブラ部隊を派遣してくれ、おそろいの衣装も大学側で用意してくれたのだそう。

大学の先生たちも、中国の現場まで駆けつけて応援です!

この時はまだカザフスタンが独立して30年もたっていない時。その若くて弱小のアジアの小国のカザフスタンの青年が、大国の中国の大舞台で活躍している。そしてお国の大切な歌を披露してくれるとあれば、当然のことなのだと思います。

 

 

ディマシュは、歌手として活躍しはじめた当時から、カザフスタンの民謡とされているこの歌を、世界の大舞台で披露したいと考えていたのです。

下の動画は、2015年11月。

ABUソングフェスティバルがトルコで行われたときに、ディマシュが歌ったDaididau。

ディマシュはこの後、2019年11月に東京で行われたABUソングフェスティバルにも参加します。

私は、NHKホールで行われたこのABUソングフェスティバルを見に行きました。その時はSOSを歌いました💖

 

 

どこか日本の演歌にも通じるようなメロディ。

カザフスタン民謡と言われているけど、作者は Magzhan だろうと言われています。

ソビエト連邦支配下の時代、政治犯として二度めの投獄の末、1938年に45歳で処刑された方です。

Magzhanの最初の投獄中に、故郷の奥様の事を思って作られた歌と言われています。

「民謡」として紹介されたのは、ソ連の統治下では名前を明らかにできない事情があったのでしょう。

2000年以上の昔から「日本」として独立国家を築いてきた私たち。一度も他民族に支配されたことがない日本の私たちには想像できない苦しみがあったのでしょう。

だからころ、ディマシュは自国を誇りに思い、世界にカザフスタンの歌を紹介したいと心から思っているのでしょう。

どこか白けていて、日本の国の良さをアピールしたり、世界に向けて日本人であることを誇りに思っていることを発信するのはダサイと思っている日本の若者とはぜんぜん違います。

私はディマシュから、自分の国である日本が、どれほど素晴らしい国で、もっともっと大事にして、感謝して生きていかなければいけないのだという事を教えられました。

 

そして、最後は昨日2021年10月8日にディマシュ公式YOUTUBEチャンネルにアップされた、デジタルショーでのDaididau。

ディマシュにとって、本当に大事な1曲です。

この歌も、ディマシュは生涯 歌い続けるでしょう。

ディマシュとカザフスタンにさちあれ!

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ディマシュ追いかけ隊

ディマシュ クダイベルゲンに心を奪われた大和撫子。寝てもさめてものディマシュことを思っています。ディマシュの情報や、ディマシュについて思ったことを書いていきます。 詳しいプロフィールはこちら トップページ I am a Japanese woman who was fascinated by Dimash kudaibergen. I'm thinking of dimash even if I sleep or wake up. I will write information about Dimash and what I thought about Dimash.

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  •  寝ても覚めてもさん。こんばんは。あなたの行動力と勇気を讃えるためにコメントします。DQを知ってまだ三月しか経っていませんが、てもさん(勝手に略させてください)のブログのおかげでDQに関する沢山の情報や歌声を聴くことができ本当に感謝しています。私も多勢でつるむのが苦手ですが、一人で万里も離れた異国にコンサートに出向くなんて素晴らしいパワーですね。
    流石大和撫子!見習いたい。
     騎馬民族は歌で旅人をおもてなしする習慣があるらしく、中国のモンゴル民族の人たちの歌声を聴いたとき、大地への祈りだと思いました。DQの歌声は天への祈りのようです。
     私もてもさん同様じっくり彼の歌を味わいたい。私のために歌ってくれていると勘違いしてしまいます。(笑ってくれ)
    てもさんが恋におちた気持ちが良くわかります。
     てもさんのブログはDQへの愛情が溢れていてとても楽しみです。
     頑張れ、てもさん。心から応援しています。もちろんひっそりとDQも応援しています。
     

    • 小坂さん

      コメントありがとうございます
      こうして読んでくださっている人がいると思うと、私も書く気力がわいてきます。
      いろいろ調べて書くの、けっこう大変なんです

      これからもがんばって書きますね。
      今後もよろしくお願いいたします

  • 私は日本に生まれたことを「かなり幸運」とは思っていますが、誇りに思ったことはありません。豊かな文化遺産、高度な文明、いずれも私が作ったものではないのですから。
    生まれ育った土地の風景、習俗、言葉などに愛憎入り混じった愛着はありますが、誇りに思うというのは少し違うと思います。
    そして、いわゆる「愛国」の徒の皆さんは、日本文化を語るにふさわしい教養も知性もない人がほとんどです。

    それから、カザフはまだまだ検閲の厳しい国で、愛国的な表現しか認められず、自国批判はNGだそうです。「核のゴミ捨て場になった僕の国」で検索してみてください。

    DIは長身だけど、股下比率が高い方ではないから、ウエストの位置がよくわからないこの民族衣装の方がかっこよく見えますね。

    • 私は以前は自分を愛国者と思ったことはありませんでした。

      でも、2020年のアメリカ大統領選挙でのバイデン陣営の不正選挙、中共によるコロナ騒動などを経て、日本がどれほど良い国であるか身にしみました。

      海外旅行もするようになり、香港、アメリカ、イタリア、スペイン、ハンガリー、そしてカザフスタンへ行きました。そして日本へ帰るたび、日本がどれほど治安が良く、ごみも落ちていなくて、みんなが文字も読めて素晴らしい国であるかがわかりました。
      「豊かな文化遺産、高度な文明、いずれも私が作ったものではないのですから。」という事ですが、それを作ってくれた先人に感謝です。これほど安全で夜に女性が一人で歩ける国はほかにありません。

      「そして、いわゆる「愛国」の徒の皆さんは、日本文化を語るにふさわしい教養も知性もない人がほとんどです。」というところですが、私は愛国の徒です! 知性も教養もないと言われるのは心外です。

      愛国の徒にもいろいろな方がいらっしゃいます。なかにはそういう方もいるでしょう。でもほとんどの方は、中国の属国になるのはイヤだ、日本はずっと独立国でいたいと思っている方です。教養豊かな人が多いです。

      たしかにカザフスタンは、まだ旧ソ連の影響があります。日本とはちがいます。でも日本のカザフスタン大使館でもその問題を語り、世界にその現実を知ってもらおうとしていますよ。実際にカザフスタンに行ってみて、その自由で美しい国に感激しました。街の人達は異国からたった一人で来た私にすごく親切でした。

      そんな抑圧された人々が生活しているようには思えませんでした。多くの人がソ連から独立して発展していくカザフスタンを誇りに思っているようでしたよ。

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