ディマシュのおじい様がなくなりました。
心から哀悼の意を表します。
この前、ディマシュがカザフスタンに帰ったときは元気だったはず。
昨日、ディマシュはロスからインスタをアップしていました。
仕事を終え、自宅でリラックスしている画像でした。その後で、おじい様の訃報を聞いたのでしょう。ディマシュの気持ちを考えるとつらい。
ディマシュのおじい様はしあわせだったと思う。
最愛の孫が活躍し、歌手として大成功し、カザフスタン国民から好かれ、カザフスタンを世界中に知らしめた。
政府からも信頼され、外交官を上回るような役割をこなしている。
誇らしかったでしょうね。
心残りは、おじい様にお嫁さんを見せてあげられなかったことかな・・・・・
mikko_zacky さんのツイートで知ったのだけど、
「ご冥福をお祈りします」はNG? 知っておきたいお悔やみのマナー
「ご冥福をお祈りします」を使わないほうが良い宗教。
冥土とは、死者の霊魂が通過する、餓鬼や亡者がさまよう暗い世界を指します。「ご冥福をお祈りします」は、この冥土を巡る旅をつつがなく終えて無事生まれ変わってくださいというニュアンスが含まれています。そのため、「生まれ変わり」という概念を認めていない宗教では使用を控えましょう。
ということです。
だから、イスラム教徒であるディマシュ一家には「ご冥福をお祈りします。」は使わないほうがいいかも。
なので「心から哀悼の意を表します。」
Dearsの中では、ディマシュを音楽学校に毎日連れて行ってくれたおばあ様の話題が多いのだけど、私はディマシュの人格に影響を与えるおじい様の役割は、非常に大きいと思うのです。
ディマシュの謙虚で人を思いやる穏やかな性格は、きっとおじい様から受け継いだ。
おばあ様と仲むつまじく、一家がまとまっていたのも、おじい様の役割が大きかった。
50年たったら、ディマシュも自分のおじいさんとおばあさんのようなしあわせな老夫婦でいてほしいと、いつも思っていました。
カザフスタンでは、名前の付け方が独特なのだそう。以前、説明を聞いたけど忘れちゃった。
とにかく、おじい様の Kudaibergen という名前を苗字にすることにして、孫たちは3人とも Kudaibergenを名乗りました。Kudaibergen は、おじい様の苗字ではなく名前ですよね。
おじい様の名前を、ディマシュは世界中に広げたということです。
それもまた、おじい様にとってうれしいことだったはず。
私は40歳のときに祖母を亡くしました。
もう、私の子どもたちは中学生でした。
訃報を聞いて、とるものもとりあえず、家にいた次男だけを連れて先に実家に向かいました。主人と長男はあとからきました。その新幹線の中で、涙が止まらなかった。
祖母は、もう体調をくずしていて、いつお迎えが来てもおかしくない状態だったし、年齢も年齢だったから、しょうがないことではあったのだけれど涙がとまらなかった。
初めて人前でなく母親を見て、次男はおろおろしていました。
私は初孫で本当にかわいがってもらった。
就職で家を出るとき、両親は「がんばれ!」と励ますだけだったけど、祖母は「つらかったらいつでも帰って来なさい。」と泣いた。
父が亡くなったときよりも、ずっとつらかった。そのあと1年くらい、思い出しては涙ぐんでいました。
ディマシュにとっても、たぶん身近な人が亡くなるのは初めてのはず。
悲しみの大きさは、想像に難くありません。
ディマシュはカザフスタンへ向かっているのだろうか?
マレーシアのコンサートは直前に迫っています。悲しんでいる時間はないのかもしれない。
どうか、ディマシュの悲しみがいつか癒えますように。
これを乗り越えてがんばってほしい。
OMIR は、おじい様の人生にささげる歌になってしまいましたね。
Kudaibergen Aitbayev氏 どうぞ安らかに!
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