ディマシュが外国で仕事をするときには、ほぼその国のカザフスタン大使館がサポートします。
2019年、ABUソングフェスティバルのためにディマシュが来日した時も、成田空港への送迎など、カザフスタン大使館の方々がしていました。
あの時は、カザフスタン大使館とNHKが協力して、ディマシュの宿泊先とか警護とか、すべて取り仕切っているようでした。
そしてディマシュの来日が発表されたその日に、NHKから初代のディマシュジャパンファンクラブの代表に連絡がきて、信じられないような準備をすることになったのです。
初代代表のお手伝いをしていた私も、守秘義務があって、胃が痛くなるような仕事をしたのでした。
ディマシュが離日したその日の夜、私の緊張の糸はプツリと切れ、もうファンクラブから離れることにしたのです。
https://twitter.com/Abdrashov/status/1748863880896356
今回も、カザフスタン大使のZhanibek Abdrashov氏が、ブダペストでのディマシュをサポートしていたようです。
欧米や日本だったら、一人の独立系アーティストのために、その国の日本大使館が動くなんてことは考えられません。ここが、まだ独立して30年あまりの若い国であるカザフスタンの特殊性だと思います。
大手プロダクションに所属して、その活動方針に従うのがイヤなディマシュ。自分で仕事を選べる代わりに、カザフスタンの文化大使のような行動をとるという仕事の仕方を選択したのだと思います。
それは、ディマシュにとっても安全に確実に仕事をするために必要なことで、カザフスタンにとっては自国の宣伝になる。ウィン ウィンの関係なのだと思います。
カザフスタンの文化を世界に紹介したいというディマシュの願いもかなう。今のところ、ディマシュの活動として最高の方法なのでしょうね。
今後ディマシュがどのように仕事をしていくのか、自分の理想にむかってどんな進化を遂げるのか、私には想像できません。
ディマシュが健康で、理想の音楽を追求できればそれでよいのです。
それがカザフスタンのためにもなるのなら、ディマシュもしあわせなのでしょう。
残るは安らげる家庭を築くことかな。
どうか、今日もディマシュが健康でしあわせでありますように💖
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