カザフスタン一人旅 ディマシュのコンサートARNAUを見にヌルスルタンへ 全編

2016年6月25日から30日まで、ディマシュのコンサート ARNAU を見にヌルスルタンへ行ってきました。

コンサートについてはもちろんですが、初めて見たカザフスタンの街並みとか、観光地とか、私なりの視点でレポートしました。

ディマシュ見たさで強行した旅も無事に終えて、今はこうして日本でブログを書いています(笑)

これからカザフスタンへ行く予定がある方にも、参考になればいいなぁと思います。

1回ディマシュを見たら気が済むだろうと思って出かけたカザフスタンでしたが、もっともっと行きたくなりました。

ディマシュのコンサートの追っかけをして、職業「旅人」なんてなれたらステキだろうな Σ(・□・;)

では、カザフスタン一人旅の全編をどうぞ!!

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2019年6月30日、私のカザフスタンへの一人旅は終わろうとしています。

 

カザフスタン一人旅 北京空港まで
カザフスタン一人旅 恐怖の北京空港乗り継ぎと2時間遅れのヌルスルタン到着
カザフスタン一人旅 2日目 朝の散歩と首都ヌルスルタンの街並み
カザフスタン一人旅 ネット事情 交通事情 通貨 言語事情など
カザフスタン一人旅 ヌルスルタンでの初ランチ
カザフスタン一人旅 カザフ国芸術大学見学
カザフスタン一人旅 絶景レストランでのディナーとカザフの家庭の考え方など
カザフスタン一人旅 カザフ国立博物館見学
カザフスタン一人旅 3日目ランチとハーン・シャテールでのショッピング
カザフスタン一人旅 バイテレクで待ち合わせ
カザフスタン一人旅 ヌルスルタンの公園・道路・街並みなど
カザフスタン一人旅 ディマシュコンサーARNAU前夜祭
カザフスタン一人旅 ハズイレット・スルタンモスク見学
カザフスタン一人旅 カザフスタンで食べたジョージア料理
カザフスタン一人旅 ディマシュ クダイゲルゲンのコンサート アルナウ
カザフスタン一人旅 庶民の暮らしを垣間見る
カザフスタン一人旅 お土産を探しにスーパーマーケットへ
カザフスタン一人旅 最終回 ヌルスルタン空港 さよならカザフスタン

 

今年のはじめは、まさか自分がたった一人でカザフスタンへ行くことになろうとは夢にも思いませんでした。

ディマシュのファンになり、這ってでもカザフスタンまでコンサートを見に行こうと決意し、本当に清水の舞台から飛び降りる覚悟で旅に出ました。

そしてその目的を果たしました。夢のような日々でした💓

新しい友人もできました。

おかしな自信も付きました。もう世界中どこへでも一人でいけるわ! どこへ行ったって生きのびてやる!!

でもまずは日本へ帰らなければ。

主人や息子たちには、ディマシュのコンサートを見にカザフスタンへ行って来ると言いました。いつも何事も一人で決断する私なので、別に今回もなんとも言いませんでした Σ(・□・;)

でもさすがに婆ちゃんには言えず、主人が単身で暮らしている家に行って来るから、と言って出てきました。言うとあれやこれやとうるさいからね。嘘じゃないよ。だって旅の行き帰りに立ち寄ったからね(笑)

だから婆ちゃんにはカザフスタンのお土産はなし。東京から新幹線あきたこまちに乗るときに、東京のお菓子を買いました。

さて、夕方までホテルのラウンジでブログを書いたりしてお迎えが来るのを待ちました。ツアーには空港からホテルまでの行きかえりの送迎つきでした。

お迎えのタクシーの運転手さんは、はじめて英語が話せない運転手さんでした。でもスマホの英語翻訳アプリでやり取りしてくれました。そしてすぐにヌルスルタン空港までということを理解してくれました。

ヌルスルタンの市街中心からヌルスルタン空港まで、だいたい30分くらいです。私も、スマホのロシア語のアプリで、

「ディマシュのコンサートに来ました。素晴らしかったよ!!」 と伝えました。

「カザフスタンの食べ物おいしかった。きれいな街だった!」などと伝えました。

お互い何となく意思疎通ができました。21世紀に生まれてよかったよ~~~

道路は広く、車は少なく、渋滞などあるはずもなく、荒野のようなカザフスタンの大地をタクシーは走りました。

日本だと平らな土地は、田んぼか畑か宅地です。カザフスタンは、平らな土地は草原のような荒れ地で、その中にところどころ畑があって何か植えられていました。とにかく広大です。こういう広大なところで育つと心が大きく育つんだわ♫

空港まで到着すると、タクシーの運転手さんは、私の荷物を空港の中まで運んでくれました。日本じゃあり得ないΣ(・□・;) 本当に親切でした。タクシーでは一度もイヤな思いや感じの悪い思いをしませんでした。

いやタクシーも! です。この旅の間、いやな思いや怖い思いは一度もしませんでした。

ヌルスルタン空港
ここも人がまばらです。

奥に見える丸いドームは、空港の国内線。
日本の 故 黒川紀章さんが設計したものだそうです。

こちらはタクシー乗り場。
このメーターがついたタクシーは少なくて、市内はほとんど配車アプリでみんなは頼んでました。その方が安くて融通が利くようです。ただし現地でスマホにシムカードを入れるなど、現地で配車していることになってないと頼めませんでした。

この空港は、私の実家がある秋田空港よりこじんまりしています。絶対に迷子にはなりません。なりようがありません。
なにしろ、到着ロビーも、発着ロビーも、すべてがここにありますから。

上から、たぶんカザフ語・ロシア語・英語です。

空港の中も人が少ない Σ(・□・;)

あっ、正面に見えるエスカレーターは、ディマシュやファンのインスタによく出てくる空港のエスカレーターだわ ♫

1階のロビーには、小さなコーヒーショップとおみやげやさんが1軒だけ、本当に必要最小限です。

カオルさんとゴナちゃんとここで合流して、チェックインして2階の出発ゲートへ。


2階にもお店やお土産屋さんがあったけど本当に数件。

まだ外は明るいのですが、もう時間は夜の9時をとっくに過ぎています。
22時30分に出発して軽食が出るのかな?

飛行機に乗る前に、軽く腹ごしらえしていった方がいいということで、軽食屋さんで食べることにしました。
あっそうだ! カザフスタンビールを一度も飲んでなかったわ!
せっかくだから頼もう 🍺

カザフスタンビール🍺はとてもおいしかった (^^♪

真ん中にうつっている食べ物は、プロフというもの。西洋のピラフの元になった食べ物で、野菜や肉やレーズンや豆をお米と炊いたものです。ここはファストフードのようなお店で、全部、冷凍食品をチンして出しているようでした。なのでお味もそれなりでした。

レストランでプロフが出てきたときは、すごくおいしかったです。レーズンや豆がたくさん入っているのが特徴です。

 

さて、カザフスタンへ来た時とちがって、この日は予定通りに飛行機は出発しました。

この北京行きの飛行機には、ディマシュのコンサートの時に会った、中国人ファンや、香港のファンの人たちも数人乗っていました。日本人もいたようでした。

私たち3人は、別々に切符を取ってあるので席は離れています。なにしろ、カザフスタンで初めて会って友達になったんだから Σ(・□・;)

疲れと緊張が解け、北京までの6時間ちょっとは爆睡でした。

北京で3人また顔を合わせましたが、カオルさんは関西空港へ、ゴナちゃんは名古屋へ、私は羽田へと別々です。すぐにわかれてそれぞれの家路に向かいました。

でも日本へ帰ってから、FBやインスタで毎日のようにやり取りしているので、いつも会っているような錯覚に陥ります (#^^#)

 

羽田行きの飛行機も順調に飛び、何の問題もなく帰国しました。

帰国第一弾の食事は、蕎麦にしました !(^^)!

還暦過ぎて、まさかの初めての一人での海外旅行。しかも未知のイスラム教の国カザフスタン。そして人生初のファンクラブに入ったディマシュのコンサート。何もかもが初めてずくしでした。

ディマシュのファンになって、私の生活はずいぶん変わりました。新しい友人もできた。何より今後の人生の楽しみが増えたわ💓

英語も勉強しようと思い直したし、まじめにもっと働いてお金稼がなくちゃ、とも思いました。私、東京で商売してた時に、有り金を全部をつぎ込んで、まだ何も回収しないうちに実家に帰ることになっちゃって、自分の貯金はゼロ😢 ディマシュのコンサートへ行くからお金を頂戴って主人には言えない! これくらい自分で稼がないとね(キッパリ!)

運営しているネットショップ、今は森川農園の手伝いで忙しくてメンテナンスもできず、かろうじて出荷しているだけ。ダリアの収穫が終わったら、ちゃんと手入れしてもっと売れるようにします。

抗がん剤用のケア帽子のネットショップもほったらかしなので、そちらもちゃんと整備して、まじめに告知していきます。

なにしろ、ディマシュのコンサートへ行くにはお金が必要なのよ !(^^)!

今回の旅で両替した紙幣は、ドル、テンゲ、元、なぜかおつりがなくてユーロ。

ああぁ、私、こんなに数字が弱いのに、よくちゃんと帰ってこれたわ Σ(・□・;
なにしろ手編み教室では、生徒さんに渡すおつりが計算できなくて、生徒さんにおつりの額を自分で計算して申告してもらっていました。

私はいつ再発するかわからない病気だし、再発したら私の場合は増殖能というのもが高いので、あまり長くは生きられない。だから生きてるうちにできることはするって決めた。ディマシュのコンサートも行ける限り行きます。

たとえ私が元気でも、母の認知症がこれ以上すすんだから、長時間の遠出はむずかしくなります。だから行ける時に行くの!! 誰が何を言ったっていいわ。

もう! 私をこんなに虜にしたディマッシュって罪な青年だわ(苦笑)

これでカザフスタン一人旅は終わります。

まだまだ私にとってカザフスタンは謎だらけの国です。日本の明治時代のような考え方の人が多くて、礼儀正しくて、街は清潔できれいで、若者は自分の国を愛している。どこかの国のように、自分の国に対して不満ばかり言っている国に未来はないと強く思ったのでした。

自分自身も反省です。政府は何もしてくれない、政治家はだらしないとか思っているけど、私自身は国の発展のために何かしたの? 自分の国の悪口を言っている国民て、社長の悪口を言っているけどその社長からお給料をもらって生きている社員のようなもの。自分の会社を良くしようと思って働かない限り、その会社の業績は向上しないのよ!

こんなに安全で、時間どおりに電車が来る国なんて他にはない。もっと日本の良さを見つけて愛して行こう、と強く思ったのでした。

次の海外旅行は、11月(2019年11月9日から16日)ハンガリーのブダペストへ主人と行きます。主人のマイレージがたまったので連れて行ってもらいます。また旅のレポートを書きますね。

どうか体調が悪くなりませんように (*^-^*)

カザフスタン一人旅 を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

ディマシュ追いかけ隊

ディマシュ クダイベルゲンに心を奪われた大和撫子。寝てもさめてものディマシュことを思っています。ディマシュの情報や、ディマシュについて思ったことを書いていきます。 詳しいプロフィールはこちら トップページ I am a Japanese woman who was fascinated by Dimash kudaibergen. I'm thinking of dimash even if I sleep or wake up. I will write information about Dimash and what I thought about Dimash.

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