ディマシュは、カザフ語のほか、英語、ロシア語、中国語、イタリア語など多くの国の言葉で歌っています。
以前、このブログで、私の独断と偏見で選んだ好きな曲について書きました。
今日は、カザフ語の歌で好きな歌ベスト5 を発表します。
あくまで私の独断と偏見です。反論はうけつけません (笑)
このビデオはたぶん2016年か2017年だと思います。若さがはじけています。この歌は一言で言うと、自分の祖国カザフスタンをほめたたえる歌です。ディマシュのカザフスタン愛があるれています。
ディマシュが自国の事を歌っているからあんまり違和感はないのだけど、これがもし日本で、トップアイドルが日本をほめたたえる歌を歌っていたら、違和感を感じると思います。
欧米や日本では個人主義が進化しています。特に日本では若者が自分から進んで日本の国のことをほめたたえたりしたら、右翼??? と思われるような風潮です(◎_◎;)
カザフスタンは、旧ソビエトから独立してまだ20年ちょっと。日本で言ったら明治になって20年で、富国強兵を目指していて、誰もが日本の事を発展させようと努力していて、若者は日本ために頑張ろうという機運があるれていたころと同じだと想像できます。
それから家族や人々に対する考え方も、明治時代の日本にすごく似ていると思いました。去年、コンサートでヌルスルタンに行ったとき、ガイドさんに聞いた家族の話は「日本の明治時代もこんな感じだったんだろうな!」と思うような事ばかりでした。
たとえば、年長者を敬う態度。自分より目上の人には 〇〇アガ と必ずアガ がつきます。
たとえば、親を老人ホームにいれるのは人でなしがする事。老人ホームへ行く老人は、身寄りがない人だけと言っていました。
それから親戚付き合いが盛んで、長老を囲んでまとまっています。
ディマシュに至っては、両親や祖父母と一緒に暮らしてくれる人じゃないと結婚しないとまで言ってます Σ(・□・;)
そんな古き良き時代の習慣が残り、しかもイスラム教の国。
なのに、アスタナ(ヌルスルタン)の街並みは、超近代的な未来都市のようなたたずまいです。美しくて清潔な街でした。
そんな未知の国、カザフスタン。
その国のスーパースターであるディマシュ。
私にとって、いまだに不思議な存在のディマシュです 💓
これは2019年3月のモスクワコンサートの時
これは、2019年12月のニューヨークコンサートの時のもの
ご存じディマシュが作曲、パパが作詞の名曲
2020年2月のエカテリンブルクでのコンサート
私にとっては甲乙つけがたく、同点で5位です。
未知の国カザフスタンの不思議な青年の魔力にすっかり引き込まれてしまった私です。