昨年2019年1月、偶然に聞いていたYouTubeで、すごいシンガーを発見してしまいました。
1曲でハートを撃ち抜かれてしまいました 💓
夢中になって彼のYouTubeを見続けました。
私の人生でシンガーのファンになったことなんて、今まで一度もなかった。
以前、韓流に夢中になっている人たちを醒めた目で見ていた私が、今はディマシュに夢中になっているのでした。
孫もいる還暦過ぎた私が、どうしてこんなに彼に惹かれるのかわからないけど、とにかく頭の中をディマシュに占領されてしまいました。
そのうち、6月29日にカザフスタンの首都ヌルスタンでソロコンサートをすることが発表されました Σ(・□・;)
聞きたい!
ディマシュの歌を生で聞きたい!
実は私は2018年1月に乳がんが発覚し、2018年3月に左乳房の全摘手術を受けました。がん患者の私は、いつ再発して死んじゃうかもしれない😢
抗がん剤とホルモン療法の副作用で体調がいまいちだけど、ホルモン療法の薬はあと4年以上も飲まなくてはいけない。ということは、今より体調がよくなって元気になるという保証はない ( ;∀;)
そして最大の問題は、ばあちゃんの認知症がここのところじわじわ進行してきたこと。これ以上ばあちゃんがボケたら、ばあちゃんを残して長期間、家をあけることはできなくなるでしょう。
もう、今しかチャンスはないかもしれない!!
そう思いました。
その時、ディマシュジャパンファンクラブが、ディマシュのコンサートに合わせてカザフスタンツァーを募集していることを知ります。
ところがこのツァーは、ヌルスルタンだけではなく、ディマシュの故郷アクトベ、そしてヌルスルタン(コンサート見学)そのあとアルマティと、2週間近いツァーでした。
ばあちゃんを置いて2週間以上も家は空けられない 😢
私はダメモトで「ヌルスルタンだけ参加できませんか?」と尋ねました。
そうしたらなんと「YES! 」という答えが返ってきたのです。
ただし、みなさんはすでにカザフスタンに出かけているので、私は自力でヌルスルタンの空港までいかなければいけないということでした Σ(・□・;)
自慢じゃないけど、私は英語も話せません。わずかに話せるのは「はろ~」と「さんきゅ~」だけ!
不安です・・・・・
でも、でも、もうこれを逃したら一生カザフスタンには行けないかもしれない。2度とディマシュのコンサートは見れないかもしれない 😢
そう思って、たった一人、カザフスタンに行くことを決心したのです。
チケットの発売の日と場所は、ディマシュのインスタや、ディマシュの父親のカナト(ディマシュのマネージメントをしています)のインスタなどで発表されました。
カザフスタンのチケット販売業者から、ネットを通じて自分自身で取らないといけないのです。
私はインスタを通じて仲良くなったn子さんと組んで、お互いに2枚ずつ申し込み、どちらかとれたらお互いに融通しあいましょう! ということにしました。n子さんは、カザフスタンの友人にもケットをとってもらうよう依頼していました。なぜなら、カザフスタンの人には、優先的に買えるチケットがあったからです。
チケット発売の時には、世界中のdears が一斉にサイトにアクセスし、良い席の争奪戦になります。
発売当日、私たちはそれぞれパソコンの前に陣取り、ドキドキしながら時間を待ちました。いざ発売開始、すごいアクセスがあるらしくなかなかチケットが取れません。なん十分か格闘し、なんとか席を確保し、あとはカード決済を決定するだけと言うときになって、n子さんからカザフスタンの友人が2枚とってくれたと連絡が入りました。
やった!
これで一安心です。
取れた席は、椅子席の前から2列目。2万円弱でした。
この時はアスタナアリーナでのコンサートで、アリーナの中央は立ち見席(ファンゾーン)でした。
私はコンサートの間、ずっと立ってみるのは無理なので、その周りの椅子席を狙ったのです。
日本での体育館を思い浮かべてください。バスケットの試合を見に行ったとします。バスケットの試合が行われている所が、立見席(ファンゾーン)で、その周りの一段高くなって観客が応援している所が椅子席です。私たちは、ここの2列目がとれたのでした。
ここで、ディマシュの世界中のファンクラブの説明などをしなければいけません。
今、世界中にディマシュのファンクラブが100個以上あると聞いています。
私は、ディマシュのファンになってすぐ、ディマシュジャパンファンクラブに入りました。2019年末まで入っていました。今は所属していません。
そのすべてのファンクラブは、ファンたちが自主的に作ったもので、ディマシュ側とビジネス提携している所は全くありません。日本によくある芸能事務所が運営しているファンクラブとは全く違うものです。
すベてファンたちが自主的に運営しているもので、ほとんどはボランティアで運営されています。
ですから、ファンクラブに入るとコンサートのチケットを優先的にとってもらえるとか、ディマシュ側からファンクラブの会員レターが送られてくるとか一切ありません。
なので、コンサートのチケットも航空券もホテルも、何もかも自分で手配しなければいけないのです。
コロナウイルスのために1年延期になったプラハのコンサートは、コンサートのチケット、航空券、ホテルもすべて自分で手配しました。
多分、今後もディマシュ側で各ファンクラブと提携してチケットを優遇するということは行わないと思います。先のことはわからないので、何とも言えませんが・・・・・
たった一人、英語も話せない私が、未知の国カザフスタンへ行くことにしたのです。
しかも、カザフスタンはイスラム教の国です。
不安でした。でも不安より、ディマシュ見たさの方が勝ったのです。
たまたまこの時には、初代のディマシュジャパンファンクラブの代表が、知り合いのカザフスタンの旅行業者と提携してツアーを組んでくださいました。初代の代表は2019年末に、今の2代目の代表に引き継ぎました。
私はこのツアーのヌルスルタンのところにだけ参加させてもらうことになりました。
6月25日に羽田を出発、その日の深夜にヌルスルタンに到着、5泊して帰国しました。ツアーにはホテル代(朝食つき)ランチやディナーもほとんどついていました。それから数か所の観光も案内付きで連れて行ってもらいました。コンサート当日も会場までの送迎付きでした。アスタナ空港からホテルの送迎も付いていました。この内容で、8万円ちょっとでした。
このツアーはカザフスタン国内だけ手配してくれたので、日本からカザフスタンまでの航空券は自分で手配しなければなりませんでした。
その当時は、まだ成田とヌルスルタンの直通便はありませんでした。そこで、羽田→北京→ヌルスルタン の航空便を中国国際航空から自分でネットで取りました。この値段がエコノミーで往復で7万円ちょっとでした。
今までの費用と、そのほかの費用を書きます。
多分、みなさん、関心があると思いますので。
上に書いた内容
・ コンサートチケット 2万円
・ 羽田 ⇔ ヌルスルタン 航空券 7万円ちょっと
・ カザフスタン国内ツアー5泊 8万円ちょっと
・ 東京 ⇔ 秋田 新幹線 3万円
・ おみやげ他 雑費 5万円
合計 25万円
です。
ちなみに、私は東京で主人が単身で暮らしているので、東京でのホテル代などはかかりません。
それから、パスポートがまだない方は、それを取得するためのお金がかかります。
延期になったプラハのコンサートは、チケット代が値上がりしていたので、4万円ちょっとでした。カザフスタンの時のようにた立ち見席はなく、すべてイス席で前から4列目なので結構いい席です。
それから、最安値プラハお一人様ツアーで検索して、ホテル付、航空券付、現地自由行動の、4泊6日13万円ほどのものを予約していました。
チェコは旅行保険に加入していないと入国できないので、2万円弱の旅行保険に強制加入させられました。
このツアーは、コロナのためにキャンセルしました😢
長くなりましたので、この続きはまた!