2019年6月、カザフスタンへの一人旅、2日目の午後からはディマシュコンサートのためのツアーのみなさんと合流です。
そもそも、私がなぜ一人でカザフスタンへの往復を一人ですることになったのか?
それはディマシュ dimash のソロコンサート アルナウ ARNAU に行きたいということから始まりました。
そして一人旅は始まります。
・ 羽田から北京
・ 北京からヌルスルタン
・ カザフスタンの首都ヌルスルタンの街並み
・ カザフスタンのネット事情 交通事情 通貨 言語事情
カザフスタンについて二日目のお昼、やっと先発隊のみなさんと合流です。
先日のブログで書いたように、私が合流するディマシュのコンサートのグループのメンバーは信じられないハイレベルな人々でした。
日本語、英語、ロシア語 の3か国語を話す人 2人
日本語、英語、イタリア語 の3か国語を話す人 1人
日本語、英語 を話す人 2人
日本語だけ 1人(私)
の6人です Σ(・□・;)
ツアーなので、現地のガイドさんが付き、専用の車に運転手さんが付きました。
ガイドさんは当然ですが英語でのガイドです(汗) 一生懸命に聞き取ろうとするのですが、もともと英語ができないので、話していることの1割も理解できません。時々わかるところがあるという程度。みなさんが、たまに私のために日本語に通訳してくださいました。
英語さえできないって悲しい (T_T)
さて今日のブログは、カザフスタンの食糧事情についてです。
気を取り直して、カザフスタンの食べ物についてレポートです。
この日のランチだけは、ついてくださったガイドさんがカザフ語とロシア語しか話せない方でした。
でも大丈夫、私たちのメンバーにはロシア語ができる方がいるのですからΣ(・□・;)
先日も書きましたが、カザフスタンでは、母国語がカザフ語で、公用語がロシア語です。旧ソビエトだった国では、ロシア語が公用語の国が多いです。
ヌルスルタン2日目のランチは、創作カザフ料理のレストランでした。
カザフスタンは、今では灌漑用水なども整備されていて、小麦などの穀物も野菜もとれるようになっています。しかし、昔は荒れ果てた荒野が広がる国でした。
そのため農作物もうまく育たず、家畜を追いかけての遊牧生活だったそうです。そのため、今でも肉と乳製品が豊富です。肉の消費量は、日本人の数倍だという事です。
近代的なレストランです。
このレストラン、きれいでセンスが良くてお店のスタッフの対応もとても良かったです。
ジュースと、パン。手前の白っぽいものは、鳥ひき肉のお団子のようなお料理です。
こちらは、プロフというお料理。ピラフのものになったお料理です。ピラフの原型はこのプロフという料理なのです!
お米は日本米より細ながいタイ米のような形でした。豆も入っています。ごはんの上にはたっぷりのお肉。たしか羊の肉だったと思います。
トマトとレタスのサラダ。
牛肉のサラダ。
味付けはスパイシーでおいしかったです。
どの料理も量がたっぷりで、お肉がたっぷり。もともとは遊牧民族のカザフ人、お肉の消費量は日本の数倍だそうです。遊牧生活では、お肉と乳製品しか手に入らなかったからですね。
ただしイスラム教の国なので、豚肉料理は出てきません。
この日の夜は、ちょっと高級なレストランへ連れて行っていただきました。
ツァーに参加して一番に良かったことは、連れて行ってもらったレストランに外れがなかったこと。全部のお店がおいしくて、きれいで、センスがよかったです。
個人で旅行する時には、自分で事前にトリップアドバイザーなどで調べていきます。ところが書き込みの評価とは違っていて、がっかりするお店に当たることもあるのです。それも、まぁ、旅の楽しみの一つではありますが(苦笑)
この日連れて行ってもらったのは、この「MOCKBA」というビルの最上階のレストラン。これ「モスクワ」という意味だそうです。絶景レストランでのディナーですΣ(・□・;)
ここは、官公庁や有力会社などがある地区のようで、お偉いさんなどが利用する比較的高級な部類のレストランだそうです。
入り口には、カザフスタンの民族衣装を着た人形がずらり。
出てきたお料理です。
奥にある揚げパンのようなものは、家庭にお客様を迎える時に、その家の主婦が必ず作るものだそうです。「あなたをお迎えするにあたって、心を込めてこんなに手の込んだものを準備しました。」 という意味があるのだそうで、良い主婦なら手抜きせずに作るのだそうです。
でもガイドさんは「忙しい時などは買ってきてすます(笑)」と言っていました。
手前はお肉と野菜。お肉は、イスラム教の国なので豚肉は基本的に出てきません。
こちらはチーズたっぷりのサラダ。カザフスタンはもともと遊牧民族の国。お肉と乳製品は豊富です。
今でこそ灌漑されていたり、輸入したりで、野菜も豊富にありますが、昔は乾燥した砂漠や荒れ地で野菜は少なく、お肉中心の食事だったそうです。
ガイドさんは、
「 夏はお肉のほかに野菜やベリー類をたくさん食べるけど、冬になって野菜が少なくなると肉中心の食事になります。」と言っていました。
メインの鳥肉のお料理。とにかく、すべて量が多い!
この鶏肉も一人あたり2本ずつ出てきて、食べきれませんでした。
お肉料理はすべておいしいです。お味は日本のレストランとそれほれほど変わっていないと感じました。
こちらは、乾燥フルーツ。すごくおいしかったです。
カザフスタン南部の旧都 アルマティ はリンゴの発祥地です。今でもフルーツは豊富だそうで、
「乾燥フルーツのお土産ならアルマティで買ったほうがいいですよ。」とガイドさんが言っていました。
残念ながら私はアルマティには寄らずに帰国しました。
こちらはデザート。
カザフスタン独特のお菓子だそうです。かみなりおこしのような感じで、はちみつで固めてあるようです。かみなりおこしよりは柔らかくておいしかったです。
こちらは タシケントティー というお茶です。
緑茶をベースに作られていて、いろいろなハーブが入っていて、甘いお茶です。
これは、ガイドブックにものっていなくて、まったく知りませんでした。ツアーのみなさん、全員これが気にいりました (*^-^*)
この日はカザフ国立博物館を見学しました。そのあとのランチです。
2日目に連れて行ってもらったAURA というレストランの裏手にあるレストラン。ごめんなさい、名前を憶えていません ( ;∀;) カザフスタン料理をもとにした創作料理のお店だそうです。
インテリアが豪華でシック。お手洗いまで豪華で、一流ホテル並みのお手洗いでした。
連れて行ってもらったレストランはすべてが清潔で申し分ありませんでした。外れが一つもありませんでした。そういうお店を選んで連れて行ってくれたのかもしれませんが、感激でした。
ウエイターさんは、カザフスタンの衣装っぽいベストを着ていました。
こちらはテーブルセッティング。洗練されています。パンはどこでも山盛りにおいてあります。
お料理です。
キャベツの前菜。キャベツが出てきたのはこのレストランだけでした。貴重品なのだと思います。
薄いパンのようなお料理
トマトと野菜とお肉のスープ
お肉の創作料理とマッシュポテト
デザート
すべての量が多くて、ここでも食べきれませんでした。お持ち帰り用に包んでくれました。
味はすべて私の好み。どこもおいしかったです。お肉料理が特に気に入りました。
昔のカザフ人は自分たちのことを「世界で2番目に肉を食べる。一番に肉を食べるのはオオカミ!」と言っていたのだそう Σ(・□・;)
この日はいよいよディマシュのコンサート当日。
コンサートは夜の10時スタートです。それに備えて19時半ごろにホテルにお迎えの車が来るのですが、その前におそめのランチ兼ディナーを食べました。
連れていってもらったところは、ジョージア料理のお店でした。
ジョージア ???
たしか大相撲の栃ノ心の出身地だったはず。
なんでカザフスタンでジョージア料理が???
カザフスタンの西の端はカスピ海に面しています。カスピ海を挟んで向かい側のヨーロッパ側にジョージアがありました。
カザフスタンってどこにあるかもわからなかった私です。中央アジア、中東、東ヨーロッパなど、この辺の地理はまったくといいほどわかりません。ディマシュを知って少しは勉強しました(笑)
ジョージア(グルジア)は、北にロシア、東にアジア、西にヨーロッパ、南に中東という位置にあり、様々な地方の特性を含んだ料理が多くあるそうです。
日本で言ったら海を挟んだ隣国で、中華料理か韓国料理に行った、という感じでしょうか。
この日連れて行ってもらったお店はここ。
どこか懐かしい感じのインテリアでした。
一番のおすすめ料理はこちらでした。
ジョージア風ジャーマンポテトと言われている“オジャクリ”です。肉とジャガイモ、お店によってはパプリカや玉ねぎを一緒に炒めた料理。
文句なくおいしかった。日本人このみのお味です。
トマトとパクチーのような野菜。
こちらはトマトと肉と野菜をいためたようなお料理。
ガイドさんは、お料理の事はあまり話してくれなくて、カザフスタンの事を一生懸命に説明してくださいました。英語なので、私にはほとんどわかりませんでしたが(涙)
お料理のお話も聞きたかったけど、聞くだけの語学力がなかった。
こちらはお肉の料理だった気がすののですが、お店の人の説明をよく覚えてません(涙)
どなたか、ジョージア料理に詳しい方がいたらコメントお願いいたします !!
おなかもいっぱいになり、あとはディマシュのコンサートに出かけるだけです 💓💓💓