ディマシュ・クダイベルゲンのコンサートを見るために、はるばる日本からカザフタンまで行きました。
カザフスタンの街並みとか、食べ物とか、旅行の記録はこちらのブログを見てネ。
ツアーに申し込んだけど全日程には参加できず、首都のヌルスルタンのツアーにだけ参加させてもらいました。そのため、みんなと一緒に出かけることができず、一人でヌルスルタンまで行くことになったのです。
カザフ語はできない、公用語のロシア語もわからない、英語でさえ「ハロー」と「サンキュー」しか言えない私が、たった一人で未知の国 カザフスタン へ行くことになりました。
しかもホルモン剤を服用中で、時々、副作用のためか体調が悪くなります。
急に決めたツサー参加だったのでお金もありません(涙)
そんな悪条件でも、たとえ這ってでも行きたい! ディマシュの歌が聞きたい!
そんな私を突き動かすほど、ディマシュの歌には強烈な魅力がありました。
まずは最近ロシアのカザンで行われた、WorldSkills Kazan 2019 ワールドスキルカザン2019(技能オリンピック)閉会式でのディマシュのパフォーマンスを見てください。全4曲歌っています。
4曲とも素晴らしいのですが、特に4曲目の オグニピエトラ(オピンピコ)という歌は素晴らしいのでぜひ聞いてください。6オクターブの音域があるディマシュが、テノールからソプラノまで、歌唱力を最大限に生かして歌い上げます。この歌を東京オリンピックで聞きたい!! (2019年8月27日)
そしてとうとうこの目でディマシュを見て、この耳でディマシュの歌が聞ける時がやってきました。
会場のアスタナアリーナの前です。
アスタナアリーナの中に入ったところ。 「一緒にチケットを取りましょう!」と誘ってくれたナオコさんと。ナオコさんに誘っていただかなければ、カザフスタンへ行く決心はつかなかったと思います。日の丸の旗は大人気で「ください!」と何人にも言われました。私は1本しかもっていなかったのであげられませんでした。
このあと、アスタナアリーナは35000人が入り満席でした!
海外の60以上国から、1万人以上がこのコンサートに来たそうです。そのうちの一人が私です。
地元カザフスタンのお客さんは、小さい子からお年寄りまでいました。ディマシュはコンサートではいつも、カザフスタンの伝統楽器 ドンブラー を演奏し、カザフの民謡も数曲歌います。だからお年寄りのファンも多いのです。
私たちの他にも日本人が何人か来ていたようで、日の丸の旗がふられていました。
こちらは今回のツアーをお世話してくださったユリコさん。お世話になりました。ありがとうございました。
ファンゾーン(ステージ下の立ち席で、すぐそばでディマシュが見れる場所でした)に向かう途中のユリコさん。
ステージ上のディマシュ
巨大スクリーンに映し出されたディマシュ
今回は弟のマンスールもドンブラの演奏で参加
ディマシュのアップ
ディマシュは1曲1曲を全力で歌っていました。1曲歌うごとにハァハァと息をしていました。
「コンサートの準備でここのところは少ししか寝ていない。」とコンサート前のインタビューで答えていたので、疲れているのかな? と思いました。
でも、後からこのインタビューの日本語訳を見て納得しました。
「歌うことはスポーツと同じ。声帯や、のどの筋肉や、歌うための口やら頭やら、すべての筋肉を鍛えている。ボーカルレッスンは一日3時間する。ホテルに宿泊した時にはプールで泳いで自分なりのトレーニングもしている。」とのこと!!
とにかく全身を使って、全力で歌っているのです!
神様からもらった才能があり、その上にたゆまぬ努力があって、あの歌唱力が育ったのです。
コンサートの感想をこれ以上言葉で説明するのはむずかしいです。
夢のような時間でした💓
1度見たらもう気がすむだろうと思ってカザフスタンへ行ったけど、その考えはまちがっていました。また、ディマシュの歌声が聞きたい!!
幸せな時間だったけど、反対に熱狂するdears(ディマシュのファン)を見て、ああぁ、この人達にはかなわない、私はついていけない( ;∀;) と引いた部分もありました。
どんなにがんばってもディマシュを私一人だけのもにはできないし、私の24時間と全財産をつぎ込む事はできない。そんな事を思って切ない気分にもなりました。
私は日本でいつもは静かにディマシュの歌を聞いて、密かに応援しよう。そして少しでもディマシュの事を日本で知ってもらうために、ディマシュについてのブログを続けて行こうと思ったのでした。
そしてチャンスがあったら、またコンサートに行きます!
ディマシュの次のコンサートは11月29日にロシアのサンクトペテルブルクです。12月にはニューヨークでのコンサートがあるのではないかと噂されています。他にもイーグル・クルトイ氏のイベントに数多く参加します。
今年はもう無理だわ((´∀`*))
ディマシュを今年の1月にYOUTUBEで知ってから、私の世界は大きく広がりました。カザフスタンなんてどのへんにあるかもわからない国でした。それが今ではずいぶん詳しくなりました。
ディマシュつながりで新しい友達がたくさん増えました。この年になって新しい世界が開けるって素敵な事です。この出会いを大事にしたい。
そして、ディマシュがこの先どんな活躍を見せてくれるのか楽しみに、日々の暮らしを続けていきます。
私があの場所にいて、ディマシュの歌を直接聞けたことが、なんだか夢のようです。本当に幸せでした。自分の体調がよくてでカザフスタンまで行けたこと、母の調子もよくてお留守番が可能だったこと、コンサートのチケットが手に入ったこと、旅費がなんとか確保できたこと、何より一人で未知の国カザフスタンへたった一人で行く勇気があったこと、すべてに感謝しかありません。
最後に、2019年6月29日、カザフスタンのアスタナアリーナで行われた、ディマシュのコンサート アルナウ の動画をのせます。長い時間だけど、興味のある方はみてくださいね。私はこのビデオを見て、またあの感激を味わいたいと思います!
大和撫子さま、
ARNAUのコンサートにいらっしゃることができて、本当に本当によかったですね。
私も約半年ほど前にDimashを知り、それ以来、彼の大ファンになりました。
ファンになった理由は、改めて書く必要はないと思いますが、音楽の力ってすごいですね(人柄も)。日本では彼の素晴らしさを知る人はまだ多くないと思いますが、多分、12月のNYのコンサートのあとは、日本でも認知度が大きく変わるとおもっています。(コンサートに行きたかったです、知ったのが少し遅くて・・・ 早く日本に来て欲しいですね)
日本でDimashに関するSiteを立ち上げてくださってることを、心から感謝いたします。大阪在住 60歳代より
安藤様
コメントありがとうございます。
誤字脱字の女王と呼ばれております(笑)
そんなブログを見てくださってうれしいです。
来年もどこかのタイミングでコンサートにいけたらいいな! と思っています。
ディマシュに早く日本に来てほしいですね