ディマシュのアメリカでの最初の挑戦、2019年2月からの CBSTV The World’s Best
1回戦 SOS
2回戦 All by myself
圧倒的なパフォーマンスで勝ち抜いたディマシュ。
次の出番は3月14日!
その番組宣伝のビデオでは、なにやら固い表情のディマシュと、意見を戦わせている様子の審査員たち Σ(・□・;)
いったい何が起こっているのでしょうか?
そんなディマシュのインスタが更新されました。そして v( ̄∇ ̄)v
Dimash Kudaibergen@dimash_official
Привет Dears, благодарю вас за ваши голоса. Смотрите вторую часть полуфинала и финал &vquot;Лучшего в мире&vquot; в среду, 13 м… https://t.co/CWB8O0geeM
グーグル翻訳
こんにちは親愛なるDears、あなたの声をありがとう。 3月13日水曜日の準決勝の第2部と「世界で最高」の決勝戦を見て。アメリカの現地時間の午後9時から午後11時までです。
一体どうなっているの?
不安な気持ちで見た準決勝。
そして、驚きの展開になりました。
なんとなく想像はしていたけど、やはりショックでした。
まず、子どもと大人を同じコンテストで戦わせるべきではない。
そして、音楽とパフォーマンスのどちらかから世界一は決められない。
それがその時の私が思ったことでした。
この回の放送が終わってから、このショーを実際に見に行った人たちや、カザフスタン出身の審査員から、とんでもない事実が明かされました Σ(・□・;)
オーストラリア在住の友人Tさんが、詳しい情報をくださいました。
以下は、審査員の1人だったカザフ人女性、そして収録に観客として参加したUS Dears2人が、実際にあの場で起こったことを証言している動画と、カザフスタンDearsのコメントから得た情報です。ダネリヤも裏の事情をSNSで述べています。
最初、ディマシュはTWBのプロデューサー側からの出演依頼を断っていたようです。そこでプロデューサー側は、カザフスタンの文部科学省を通してディマシュの出演依頼をお願いします。
そして「子供と大人は同じ土俵に立たない」というカザフスタンの文化を重んじるディマシュは、「子供と対戦しないなら」という前提条件を出し、それをプロデューサー側がのんだので出演を承諾したわけです。
そしてこのTWB、アメリカで放送されたのは今年の2月から3月にかけてでしたが、収録は決勝も含め全て、去年10月に行われています。最も不可解だったのは、出演者は全て個別に収録されて、他の出演者は全く分からないということ。2回戦目の1対1の対戦になった時に唯一、自分の対戦相手と顔を合わせるという形です。
なので準決勝でディマシュが、インドの13歳の子と、同じカザフスタン出身の12歳のダネリヤと対戦することは、本当なら本番収録まで分からないことだったのです。
多分、これがプロデューサー側が目論んだことだったようで、本番になってしまえば、いくら話しが違うと分かったディマシュでも、優勝が見えているところまできて、約1億円の賞金と、世界一のコンテストの優勝者としてアメリカで大々的に売り出すチャンスを捨てるわけがない、とふんでいたのでしょう。
それが偶然、リハーサルの途中の舞台裏でディマシュとダネリヤが鉢合わせしたことから、自分たちが対戦することになっていることをお互い知ったわけです。
そこからディマシュは自分一人で、このコンテストを降りることを決断したようです。(後にお父さんがこのことを自身のインスタで言及していて、「父親として息子の決断を支持した」と言っています。)
そしてディマシュはプロデューサー側に辞退を申し出に行きますが、ディマシュありきで作った番組だったのですから、ただでディマシュを辞めさせる訳にはいきません。 なので、わざわざステージに立たせて、本番で発表させるということになったようです。
そして、ディマシュはステージに出て来てすぐに「子供たちのために辞退したい」意向を話すのですが、そこから各国から来ている多数の審査員から非難を受けます。そこで一番酷かったのがアメリカ人の審査員3人で、どうもこの3人は裏事情を知っていたようです。
なのでその中の一人が「子供と対戦することは最初から分かっていたことなのに、今更何を言うのか!」「BS!! (嘘をつけ‼︎ クソったれ‼︎等、非常に汚い激しい罵りの言葉)」をわざわざ発言してディマシュを責めています。 それに対して、Dearsのみんなが初めて目にした、あのディマシュの怒りの表情です。
そして落ち着いた丁寧な口調で「みなさんに念を押しておきたいのですが、子供と対戦しない、というのが前提条件でした。」と言っています。が、その部分はもちろんプロデューサー側の都合のいいようにカットされてしまっています。 そこからは、審査員と、ステージに現れたプロデューサー側のスタッフから、再三説得されたり罵られたりしたそうですが、もちろんディマシュの硬い決心は変わらず。そしてその部分も全部カットされています。
そして、最後にアダージョを歌うことを承諾して、平常心ではいられないであろう状況の中、歌い上げます。観客総立ちだったそうです。
この一連の出来事を目の前で目撃していた観客(100〜200人)は、余りに酷いアメリカ人審査員の暴言に驚いていて、他国からきたアーティストへのアメリカの対応を恥じていたということです。
そして実際に放送された内容は、ご存知のようにアダージョはブチ切りに編集され、そしてディマシュの発言や歌った順番まで入れ替えて、まるで辞めることを決めているのに、アメリカのテレビで露出するチャンスは逃さない、という印象を与えるようにしています。
あとでこの裏事情が暴露されて、本当に良かったと思います。そうでなければ、当初大勢の人がやはりディマシュの途中辞退は納得できなかったようです。
いくら子供たちの為といえども。 私は、異国の地のステージ上でたった一人、暴言と非難を受けていたディマシュの姿を見て、本当に我が子のことのように胸が痛みました。 カザフスタンの上層部まで巻き込んで、まして人間国宝に匹敵する大統領賞を与えられているアーティストを、あそこまで侮辱した放送局CBSそしてTWBの行為は許しがたいと思います。
そして、この番組が放送される前の2018年11月、Crazy Maksが、2018年11月前半にモスクワで ディマシュとお父さんに会った時の動画をあげています。
その中で、Khizri氏とディマシュがTWBのことをほんの少しだけ話している場面があったので、そこの部分だけ和訳します。Khizri: そういえば、先月はずっとアメリカにいたんだよね? Dimash: ……….
Khizri: そのことはまだ他言しちゃダメなんだな?
Dimash: 一対一ならお話ししますよ。
Maks: ははー。一対一と言ってもカメラは回ってるからな〜(笑)
Dimash: あっちで凄くいい事をしてきたんだ(I did something very good there)そこでMaksがお父さんの方へカメラを向け話題を変えました。 バラしてはいけないことを、ほんの少しだけディマシュが嬉しそうに言っているところが可愛いです。 本当に彼は「いい事‼︎」をしてきたと思います。
この一連の騒動が明るみに出てから、ディマシュはインスタを更新しています。
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子供たちに お金持ちになれ、と教えないで。子供たちには 幸せであれ、と教えてあげて。
彼らが大人になったとき、物事の価値が分かるから。お金ではないということを。
僕は、ステージで皆さんの前に立つときすごく幸せです。
自分を大事にして下さい。
この番組をディマシュが準決勝ラウンドの前に辞退した理由は、もちろん子供たちに道を譲るためです。
でも、そもそもの原因はプロデューサー側に騙されたことによるものです。
そして、ディマシュがアメリカのショービジネスに一石投じたというのは、
「僕はお金や名声を得るために魂を売らない、信念は曲げない」
いうところだったと思います。
そんな状況の中でディマシュが観客の前で歌ったのが、このAdagioです。
もう1年以上前の話です。
ディマシュは、これを完全に自分の栄養にしました。
そして2019年12月10日、ディマシュは初のニューヨークでのソロコンサートを、満席で大成功させたのです!
この番組の辞退があって、ますますディマシュが好きになりました 💓
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初めまして、Mihoと申します。4、5日前偶然FBでDEMASHを知り、ずっとDEMASH三昧です。 彼を知ったばかりですが、皆さんはどういう訳で早く知ったのでしょう。。
兎に角、神の申し子のような彼ですが、国際状況上、色々あるとは想像していました。 もし、宇宙人がいたなら彼を自慢したい、と突拍子もなく思ったものです。
いつか来日コンサートが開催の際には、何が何でも観に行きたいと思っています。 そして、ここから彼の情報を拝見できることを、大変嬉しく思っています。
宜しくお願い致しまーす。
因みに最も好きな歌は、
Ogni pietra
何度聞いても飽きることがありません。
はじめまして。
Mihoさん、私も2019年の1月17日に偶然にディマシュを見つけて、魂が持っていかれた感じでした。
それから、私の生活は変ってしまいました。
人生の後半戦、ディマシュを知って豊かなものになりました。
ブログは、そのあとすぐに立ち上げました。ディマシュのコンサートを見るために、たったひとりで英語さえ話せない私がカザフスタンへ行ったこと、チェコのコンサートがコロナで中止になったこと、などなど、すべてブログに書いています。
これからも、ディマシュについて感じたことをブログに書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
Adagioがとてもとても切なく聴こえます。
何てひどい状況でどんな思いを胸に秘めて歌っていたことでしょう。
「子どもたちにお金持ちになれと教えないで。
子どもたちには幸せであれと教えてあげて。」
何て潔いディマシュでしょう。
何て深い思いを持ったディマシュでしょう。
私もなお一層好きになりました。
5月にNHKで、そのディマシュに会えるんですね。
チケット当たりました!!