ディマシュのSOSでスケーティング 本田ルーカス剛史選手

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ディマシュのSOSでスケーティング 本田ルーカス剛史選手

2020年11月28日、29日の両日、大阪で行われたフィギアスケートのNHK杯。

日本の18歳、本田ルーカス剛史選手は、ショートプログラムで、ディマシュのSOSに合わせて滑走しました。

なぜルーカスというミドルネームがついているかと思ったら、ブラジルの日系4世だそうです。

本田選手は、ショートプログラム3位、フリー6位の総合3位。銅メダルに輝きました✨✨✨ 

1週間前の全日本ジュニア選手権で優勝したばかり。その時のショートプログラムも、この曲でした。

今は亡きカザフスタンのスケーター、デニス・テン氏の滑りに感動して、その時の曲であるSOSを選曲したのだそうです。

デニス・テンは、2014年ソチオリンピック銅メダリスト。カザフスタンのスケート界初のメダルをに母国にもたらしました。ディマシュと同じアルマトイの出身です。

2018年7月、暴漢に襲われ25歳という若さで天に召されました。

ディマシュとも非常に仲が良かったようです。同じカザフスタンを背負う英雄同士だったのでしょう。

2018年11月、ロンドン公演では、ディマシュは涙でSOSが歌えなくなってしまいました。

昨年2019年のヌルスルタンでのコンサートでは、デニス・テンの両親が招待されました。

ディマシュは、デニス・テンと両親に SOS を捧げました。

私も会場にいました。デニス・テンのお母さまは泣いていました。

デニス・テン、どうか天国でカザフスタンの未来と、世界のスケート界の繁栄を天国から見守ってください。

そして世界平和を守ってください💓

 

2019年6月29日 ヌルスタン アスタナアリーナ 

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