おめでとう、自分 💖
2019年1月17日、いつものように youtube を聞きながら作業をしていました。
そして出会ってしまったのです、ディマシュに!
それからディマシュの歌を聞かなかった日はありません。
若い頃もアイドルのファンになったことはなく、韓流が流行ったときはヨン様に夢中になる人を見てもその気持ちが理解できなかった。一度も追っかけなんかしたことがなかった私が、一夜にしてディマシュに落ちました。
本当にこの3年、いろいろなことがありました。
2019年6月にはカザフスタンのコンサートに行きました。
その時の旅行記はこちら
カザフスタンってどこにある国かもわからなかったのに、ずいぶん詳しくなりました。
今年、カザフスタンで暴動が起きた時にも、その背景を解説できるほどになりました(苦笑)
ディマシュを見て、もっと自分の国を大事にしなくてはいけない! と思うようになりました。
ディマシュのように、自分の国に誇りを持ち、日本を大事にしようと思うようになりました。
一緒にディマシュの母校を見学した中に香港dearがいました。カザフスタンの旅行から帰ってすぐ、中国による香港弾圧が過激化していきました。一緒に見学をしたdearの国が大変なことになっている!
今まで政治になんて無関心だった私が、これをきっかけに政治に無関心ではいけないのだと強く思うようになりました。残念ながら香港の自由は奪われてしまいました。
それから、ひょんなことから、初代のディマシュジャパンファンクラブの代表を手伝うことになりました。まったくのボランティア。抗がん剤、ホルモン剤の副作用で体調が万全でない私には大変なことでした。
そんななか、ディマシュが ABUソングフェスティバル で来日することがわかりました!
私たちはとにかく夢中で準備にあたりました。
某国営放送は秘守義務がありました。会員さんには話せないからわかってもらえない。だけどやり遂げなければならない。ジャニーズ事務所がやるような仕事を、素人のボランティアの私たちがやらなければならず、本当にしんどかった。
ディマシュが ABUソングフェスティバル に出演した時、NHKホールでディマシュを見ました。だけど、この時には準備のために疲れ切っていたし、何事もなくディマシュの出演が終わるまで生きた心地がしませんでした。ディマシュの出演を安全に終わらせるというミッションが私たちにありましたから! 当然ディマシュの歌だけを楽しむという状況ではありませんでした。
ディマシュが日本を離れた夜、私の緊張の糸は切れました。もうファンクラブにかかわることはやめることにしました。
ディマシュの情報は日本語ではほとんど出まわっていません。インスタでカザフ語やロシア語や英語の情報を探すしかありません。だからファンクラブからの日本語の情報は日本のdearsにとって重要です。特に私のように語学が苦手なものには。
現在はもう離れて時間がたって何もわからないのですが、会員さんもたくさんになり、運営もますます大変になっているのではないかと想像しています。本当にご苦労様です m(__)m
私はもう二度と組織に属することはないでしょう。
ディマシュを知って1年目の2020年1月17日、ディマシュがTOKYO JJAZZ に出演することが発表されました!
その後は世界中がコロナウイルスのパンデミックに陥り、ディマシュの来日は中止。オンラインでの参加になりました。2020年は、多くの時間をディマシュはカザフスタンで過ごすことになりました。
この間、私はコロナの情報を追っていくうち、世界の歴史や政治のことを深く考えるようになりました。アーティストは政治とは関係ないという人がいるけど、そんなことはない。大きな仕事をするアーティストにとっては、政治と仕事が直結しているのです。
ディマシュを知って2年が過ぎたときには、この世の矛盾について考えるようになっていました。
ディマシュが政治に利用されている。ディマシュも自分のキャリアのレベルアップのためそれを受け入れている。私はそのことがイヤでイヤでたまりませんでした。3か月、このブログも休みました。
それでもディマシュの歌の魅力には勝てなかった。ディマシュの歌には不思議な力がある。嫌いになりきることができなかった。
もうすぐ始まる北京オリンピック。そのテーマ曲もディマシュがかかわっている。それもがまんならなかった。ウイグルをジェノサイドしている中国政府をどうしても支持できません。
でも私も大人だから、きれいごとばかり言っていられないということは理解できます。仕事は仕事です。政治も仕事も妥協点を探してみんな受け入れて生きているのですよね。ディマシュはディマシュチームを養わなくてはいけないし、カザフスタンの人々の期待も背負っている。
大きな気持ちで清濁あわせ飲まないとね!
私は3年前とはずいぶん変わりました。ひねくれものでしたが、ますますひねくれました!
でも腹が座りました。
ディマシュに対しても、イヤなことなイヤと言う。
dearsに対しても、忖度して言いたいことも我慢するなんてことはしない。
ディマシュを神格化して100%褒めちぎるdearsにはついていけない。
誰に嫌われたっていいわ!
だって私はがんで、今の命は付録でもらったようなものだから。
世界中でディマシュに対する批判を堂々と書いているブログなんてこのブログくらいでしょう ((´∀`))ケラケラ
そんなブログが一つくらいあってもいいよね。
2021年のソロコンサートもすべて延期になりました。そしてこの4月にあります。
その前の2022年3月にドバイでのソロコンサート開催のアナウンスがありました。ディマシュショーのアナウンスもありました。
いろいろあってワクチンを受けられない私は、今後ますます海外に出られなくなるでしょう。そもそもワクチンそのものを信用していません。
今回のドバイはワクチンを打っていなくても入国でき、コカ・コーラアリーナも入場できるそう。行くつもりだったプラハのコンサートは、チェコでワクチンパスポートを導入したためにあきらめ、ドバイにかえました。
ディマシュに会うのもこれがたぶん最後。奮発してディマシュショーも予約しました。60年以上生きてきて一番の贅沢をさせてもらうことにしました ♬
今夜は3周年を記念して、ひとりワインで乾杯します。
ドバイの街のパンフレットを眺めて予習します。
どうか無事にドバイに行けますように。
ディマシュにちゃんと会えますように。
ディマシュの歌をこの耳で聞けますように。
無事に日本に帰ってこれますように!
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